万年筆

今時筆記用具に万年筆を使う方は少なくなったと思います。でもボクは万年筆派なんです。一つは昔から使い慣れていることがあります。いろいろなメーカーの万年筆を使いました。ペリカンモンブラン、パーカー等々。そして国産でもパイロット、セイラーなどです。
そしていろいろ使ってみて一番好きだったのは国産のセイラーでした。これは個人の好みの問題で、理由はないのです。しかし仕事で使っているのは主にパイロットのノック式の万年筆です。理由はノック式だからです。
何度も診察室から別の場所に一時的に行かなければならないことがあります。レントゲンや動脈血の採血などです。そのたびに万年筆のキャップをするのは面倒なので仕事ではやむを得ずノック式を使っています。
それ以外で万年筆を使うのかと言われるとほとんど使いません。手紙は母親に時々書きますが年老いていますので、太めのボールペンで書きます。
他にはほとんどがパソコンのキーボードを打つことで終わります。

それでも、いたずら書きみたいなメモや、自分の考えをまとめるための図式みたいなものは万年筆を使います。でも、こんなことは滅多になく、たくさんある万年筆にインクが入れてP4220028 あるのはわずかです。
ボールペンしか知らない方は一度セイラーの3000円ぐらいの万年筆を使ってみたら、虜になるかも知れません。一日中書いていても手が疲れるということはあまりないです。なぜなら筆圧がほとんどいらないからなんです。いい万年筆ほど筆圧がいりません。

一度、万年筆を使ってみてください。この写真はボクの仕事場用です。家にはこの倍以上の万年筆があります。電子カルテの時代には合いませんが・・・。
写真のしたの2本がノック式です。あとはセーラーのものが多いです。